台湾でコンビニエンスストア、スーパーマーケット、市場等に行って見てまわると必ずと言っていいほど大量のゆで卵がこのように鍋なんかで温められながら売られているのが目に入ります。場所によっては鍋2個体制で売られていたりします。人気ぶりがうかがえます。
おでんの卵ではない
知らないと一見するとおでんの卵かなと思ったりしますが違います。これは台湾名物の茶葉蛋(チャーイエダン)です。味も違います。味付けに多くのお茶が使われています。1つ買おうとして見ると全ての卵に大小多数のひびが入っていることに気づきます。品質が悪いのかなと思って買うのを止めたりひびがなるべく少ない綺麗なのを探そうとしたりする必要はありません。味を付けるために意図的にひびが入れらているのでこれが正常です。ひびの程度がごとに違うので卵ごとに味が微妙に違います。濃い味がいいならひびが多く汁にたっぷり浸かっていて殻の色が濃くなっている位置の卵を選ぶといいです。汁によく浸かっているのを1つ買って帰りました。美味しそうです。
卵の殻を剥いてみました。ひびから汁が侵入して全体が茶色くなっています。ひびの模様も付いています。大きなひびがあった個所はさらに茶色くなっています。
卵を半分に割ってみました。表面だけじゃなく中もしっかり茶色くなっています。黄身の部分も多少茶色くなっています。味はお茶の味が入っている煮卵といった感じでおいしいです。調理法は難しくないので家庭でも作れますが味を卵に浸透させるのは直ぐに済まないので長時間かかります。調理法を大雑把に言うと初めは普通のゆで卵を作ります。次に卵にひびをいれて醤油、茶、色々な他の調味料で作った汁で数時間茹でます。次に一晩なり1日なり放置して味を浸透させます。実際には美味しくするために一手間二手間加えます。
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